お芝居の事。~ママーズ~その①
最近保育園に向かう時お歌を歌ってと言われて自転車に乗りながらお歌を歌ってる私です。息が切れる40代。。。orz
さてさて、お芝居の事ももろもろ書いておりますが、今回は今年の5月に行った公演についてです。
事の始まりは今年の2月。LINEで子供二人の子育てに奮闘している役者仲間から連絡がありました。
「乳幼児を抱えたママさんだけで芝居をやる計画がありますが参加していただけますか?」と。
最初見た時は「んんんんん???」と思いました。
私の周りには子育てをしながら芝居をされているものすごい根性の方々がいたりしますが、我が家は・・・
※夫婦二人とも実家は遠方。
※2月現在まだ保育園には預けていない(ちょうど認可保育園の4月入園の許可が来たばかり)
※旦那氏の仕事は日曜日のみ休み。それ以外は基本帰りが遅い(21時前後)
という訳で預ける所が一時預かりくらいしかないのですが1時間700円もするので現実的ではない!
いやいや、難しいよ~と思ってましたが、提示された条件が
※基本子連れ稽古。
※稽古時間は基本午前中~夕方まで(通勤ラッシュにかからない時間)
※フェスティバル参加なので仕込みやバラシは基本なし。
(小道具・衣装・音響は自分たちもち)
芝居をやる為には舞台を作らなければなりませんが、今回参加したのは燐光群の楽屋フェスティバルというかなり特殊な演劇フェスティバル。
内容はこちら
↓
新聞にも掲載されました。
かの有名な清水邦夫さんの戯曲「楽屋」を入れ代わり立ち代わり多くの団体が上演していくというもの。
確かにこれだと舞台づくりはしなくていいし、「楽屋」という戯曲は転換がないのでフェスティバルにはうってつけ。
※「楽屋」とは?
ここはチェーホフの「かもめ」を上演中のとある劇場。
その楽屋では女優が二人、舞台化粧に余念がない。
そこに主演女優と、かつて彼女のプロンプターを務めていた若い女優が登場。
あろうことか若い女優は「主役を返せ!」と詰め寄るのだが・・・。
登場人物は女優A,B,C,Dの4人のみの芝居です。
という訳で顔合わせという形で4人の女優(子供連れ)が集結しました。
顔合わせというよりはママさん交流会になりましたが(笑)
※「楽屋」関連の写真はネット上に載せてるので顔は隠しておりません。
下は0歳から上は4歳まで!
娘と同じ月齢の男の子もいました。
皆顔は見知っていて、二人とは共演経験もありました。
とりあえず本読み。面白い戯曲である。
そして話は稽古スケジュールやもろもろの確認へ。
演出は発案者の西入美咲ちゃんの旦那さんの世志男さん。
今は映像の方のお仕事をしていますが、かつては劇団の演出もされいた方です。
そう、世志男さんは2005年に舞台に復活した「飛べない鳥」の作・演出でもあったんですね~これも何かの縁ですねえ。
こちら「飛べない鳥」のチラシ。
伝説のストリッパー小泉ゆかさんの半生を描いた作品。
(小泉ゆかさんが私がバイトしていたお店のお客さんで、強制的に参加させられたのです。)
もう10年も前か・・・演出はとにかく厳しくかなりの激が飛んだ記憶が。
そして後日、演出も含めた顔合わせで配役を決める事になるのですが・・・
続きます!